IT戦記

プログラミング、起業などについて書いているプログラマーのブログです😚

XPathGraph のテクニック

XPathGraph とは

http://xpath.kayac.com/
URL と XPath を指定すると URL の先をスクレイピングしてグラフを作ってくれるサービスです。

このエントリでは、どのような手順で XPath を組み立てていけばいいかをよくあるパターンで解説します。

0. 値の元となる要素を探す

<div class="hoge">1,234,567</div>
//div[@class="hoge"]

1. カンマを外すなど、純粋な数値に変換する

1,234,567
translate(//div[@class="hoge"], ",", "")

translate 関数は、第一引数の div を文字列に変換し、カンマを空の文字に置換します(つまり、カンマを削ります)

2. 演算する

1234567
translate(//div[@class="hoge"], ",", "") div 1000

div は割り算の演算子です。 div によって、translate の結果の文字列が数値に変換されます。

3. 小数点を消す

1234.567
floor(translate(//div[@class="hoge"], ",", "") div 1000)

floor 関数によって小数点は切り捨てられます。XPathGraph では 1.2 は 12 としてグラフにされてしまうので、必ず割り算をしたときは小数点を切り捨てるようにしておきましょう。

4. 完成!

1234

あとは、毎日グラフをチェックしてニヤニヤしましょう。